【保存版】スギナ茶(ホーステールティー)の効能・作り方まとめ
スギナは日本全国に見られる雑草の一種で、川の土手や原っぱなどにたくさん自生しています。刈り取っても刈り取っても次から次へと生えてくるのが特徴です。「スギナ」という名称の由来は、草の部分が杉(すぎ)に似ているから、杉菜(すぎな)と名がついたという説など諸説があります。そのスギナの全草(根は含まない)を採集し、乾燥させたものがスギナ茶のもととなります。この記事ではスギナ茶(別名:ホーステールティー)の効果や効能、飲み方について説明していきます。
スギナ茶の効果・効能について
ヨーロッパでは古くから民間薬として使用されており、ドイツの文献では「あらゆる病気に効果がある植物」と言われるほど。そんなスギナ茶の効能をご紹介します。
効能1.デットクス効果
スギナ茶に含まれるケイ素には、血液をサラサラにする効果があります。
また、利尿作用のある葉緑素も含まれているうえ便秘解消の効果もありますから、体の中に何か滞っている気がする、体が重い、デトックスしたい!という方にはおすすめです。
効能2.美容効果/アンチエイジング効果
ケイ素には、髪の毛や爪の状態を良好に保つ効果もあります。
また、抗酸化作用があるビタミンEを含んでいますから、体内の細胞の老化を防いでくれるのです。アンチエイジング効果も期待できます。
美容に関心のある女性の方に飲んでいただきたい健康茶です。
効能3.自律神経の乱れを整える
スギナ茶に含まれるナトリウムとカリウムには、自律神経を整えてくれる効果があります。ストレスや過労で弱った体に忍び寄る、自律神経の乱れ。めまいや便秘、胃痛や倦怠感など、様々な不調の原因ともなります。
スギナ茶を飲んで自律神経を整えて、毎日健やかに過ごしたいですね。
スギナ茶の作り方、飲み方は?
4~7月の時期に茎の部分を取って水洗いし、日干しで乾燥させます。
そして乾燥させたスギナ10gに対し、水500mlを入れ、お湯の量が半分くらいになるまで煮出して出来上がりです。目安の時間は7~8分です。
野草を採集する際に気をつけたいこと
スギナは日本全国どこにでも生えているものですが、農薬や除草剤などがかかっていることがあります。よく注意して採集するようにしましょう。
スギナ茶の基本情報
- 読み方:すぎなちゃ
- 産地:日本
- カテゴリー:健康茶
- 効能:解熱作用、利尿作用、咳止め、結石対策、腎臓病予防・対策、アトピー予防・対策
- 飲み方・淹れ方:上記参照
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