更新：2018/05/29

日本三大銘茶(静岡茶、宇治茶、狭山茶)とは？【口コミ付きで解説】

この記事では「日本三大銘茶(静岡茶、宇治茶、狭山茶)」について口コミを交えつつ、お伝えしていきます。私たち日本人が昔からよく飲んできた緑茶について理解を深めていただけたら幸いです。

日本三大銘茶とは？

日本茶に関する知られた歌で「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」というものがあるように、日本三大銘茶は静岡茶、宇治茶、狭山茶の3つのお茶のことを言います。なお、日本三大銘茶とは、お茶のブランドを指すのではなく、日本を代表する3つの産地の茶を表すものです。

それでは一つ一つ説明していきましょう。

静岡茶ってどんなお茶？

ogattiさん(@ogatti)がシェアした投稿 – 2018年 5月月19日午後11時36分PDT

静岡は日本で一番の生産量を誇る都道府県です。少々古いデータになりますが、平成16年実績で下記のように全国でも圧倒的なシェアを誇ります。

仕上茶出荷額：第1位(全国シェア63%）
茶産出額：第1位（全国シェア46%）
荒茶生産量：第1位（全国シェア45%）
茶園面積：第1位（全国シェア41%）

静岡茶の歴史は、鎌倉時代の名僧「聖一国師(しょういちこくし)」が中国から持ち帰った種を静岡県静岡市足久保のあたりに蒔いたことから始まります。

静岡に旅行するとわかりますが、本山茶や川根茶、岡部茶、菊川茶などなど種類がかなり豊富にあるので、どれを選んでいいのか悩んでしまいます。

おいしい！ #静岡茶 #煎茶 #ja #スッキリ

manamese.さん(@manamese_1110)がシェアした投稿 – 2018年 5月月13日午前1時56分PDT

お茶が長生きにつながる？！

当然生産地として栄えていれば、消費量も多くなることが推測できますが、健康寿命の都道府県別ランキングにおいて、静岡県は男性2位、女性は1位という結果になっています。これはお茶の消費量が関係していると言われています。

静岡茶の口コミ・評判

40代の主婦ですが、血圧が高めになりはじめたので、血圧にいいのが緑茶と知って、お隣の県の静岡茶をよく飲むようになりました。お茶にはカテキンが豊富でその効能が血圧にも良いようで気になりだしてからはそれ以上には血圧は高くなっていないので維持しつつ低くなればと思い毎日飲んでます。(40代女性)

静岡に住んでいますので、静岡茶は毎日飲んでいます。ものすごい濃い抹茶というほどでもないので、濃いお茶が苦手な人でも飲みやすいです。小さい時から飲んでいますので、いままで便秘などの健康による問題も特にありません。また静岡茶のおかげで体脂肪率は常に10パーセント台をキープ出来ているのも嬉しいです。(30代女性)

最近、静岡に引っ越してきたのを機に静岡茶を飲み始めました。私の家族は普段わりと風邪を引きやすいのですが、飲み始めてから、風邪を引きずらくなりました。免疫力がアップしたような気がします。これからも飲み続けたいと思います。(30代女性)

静岡茶のなかでも、深蒸し茶をおすすめします。深蒸し茶は茶葉の蒸し時間が長く、淹れると普通の日本茶よりずっと濃い緑色をしています。静岡茶は香りや甘みより、色やその苦さを味わうお茶だと思います。食後にぴったりですので、ぜひ試してください。(30代女性)

静岡茶を飲むと、ゆったり、まったりして落ち着くので好きです。もちろんお菓子にも合いますし、漬け物にも合うので私は好きです。食事後などに飲んだりして口の中がスッキリする感じもけっこう好きです。静岡茶最高です。(20代女性)

昔から飲んでいるので、これでないと落ち着きません。このお茶の香り嗅ぎながら、３時のおやつに、和菓子と一緒に飲むことはまさに至福の時間が味わえます。特に５月過ぎからの新茶が出るころは、わくわくし、なんとかして早く飲みたいと思っています(70代男性)

静岡茶への理解をもっと深めたい方はこちら

静岡茶一覧すべて一気にご紹介【解説付き】

宇治茶ってどんなお茶？

Kazuhiro Shimazuさん(@lemonedjoker)がシェアした投稿 – 2018年 5月月27日午前7時26分PDT

京都で生産される宇治茶は、鎌倉時代に名僧「明恵上人」がお茶の種を蒔いたのが始まりと言われています。室町時代にはかの有名な足利義満が「宇治七名園」と呼ばれる茶園を作り、江戸時代にはさらに盛んになって全国に知られていました。

その後玉露の誕生につながるなど、宇治茶は日本緑茶の基礎の部分を担った歴史あるお茶なのです。

なお、「宇治茶」と「静岡茶」の2つをもって「日本二大茶」と呼ぶ人もいます。

現在は、京都府の南部にある宇治市とその周辺地域で作られていて、浅蒸しと呼ばれる製造法で黄色身を帯びた緑色とやや苦みのある、のどごしの良さが特徴です。

chánomyさん(@ochanomy)がシェアした投稿 – 2018年 5月月24日午後3時21分PDT

宇治茶の口コミ・評判

仕事のストレスがたまってイライラすることが多くなったときに、お茶好きの同僚から勧められたのが宇治茶でした。宇治茶を飲むと確かに心が落ち着きます。今では毎朝、ゆったりとした椅子に座って宇治茶を飲み、リラックスすることが日課になっています。(30代男性)

日本茶と言えば、この何年もペットボトルのお茶しか飲んでいませんでしたが、宇治茶を贈り物でいただき、久しぶりに急須を使ってお茶を入れてみました。お湯を注いだだけで、あたりにふわっと良い香りが広がり、いれたてのお茶は本当に美味しいと、改めて宇治茶の味を見直しました。(30代女性)

普段は深蒸し茶が好きなのですが、試飲でたまたま飲んでみたところ、とてもあっさりとした口当たりで爽やかなお茶の香りが病みつきになりました。普段は、あまり緑茶を飲まれない方におすすめできるお茶です。和菓子などと召し上がっても邪魔にならない美味しさです。(30代女性)

狭山茶ってどんなお茶？

Salon de Fleur Anelaさん(@fleur.anela)がシェアした投稿 – 2018年 5月月27日午前1時33分PDT

狭山茶は埼玉県の狭山市や所沢市、入間市などで生産されているお茶です。

狭山茶のはじまりは、「慈光茶」「河越茶」など、かつての権力を持っていた武蔵の国の寺院で栽培されたと言われています。室町時代では、京都・奈良のような最上級茶園の次の地方茶園として、大和・伊賀・伊勢・駿河などと肩を並ばせる銘園になりました。

物理的に江戸に近いということもあり、江戸時代から盛んに栽培されるようになりました。

「味は狭山」とあるように深みのある濃い味わいがとても特徴的です。全国茶品評会及び関東ブロック茶の共進会等において上位入賞を常に果たしています。

狭山茶の口コミ・評判

緑茶全般好きなのですが、やはり地元のお茶である狭山茶が一番おすすめです。少し濃いめで熱く入れた狭山茶を、羊羹などしっかりした和菓子といただくのが私の好みです。お使い物としてお土産にすることもありますが、色々な年代の方に喜んでもらっています。(40代女性)

緑茶が大好きで色々な産地の緑茶を飲みましたが、狭山茶の味が一番だと思います。苦味も少なく、口の中に甘みと出汁のような旨味が残るのが好きです。お茶の色も綺麗で最高です。日本人に生まれて良かった〜と思えるお茶だと思います。(50代女性)

虫歯予防になったらいいなと思ったのが飲むキッカケでした。母親が以前から常飲していて虫歯になったことがあまりなかったので自分も飲んだら変わるのかなと一緒に飲むようになりました。

成分のカテキンのおかげなのか虫歯にならなくなったと思います。実際に、歯医者に行ったのは銀の詰め物が取れた時だけなので効果はあると思います。(30代男性)

ここ最近、不規則な生活や乱れた食習慣が続き、ひどい肌荒れに悩まされていました。そんな時に見つけたのが、狭山茶です。狭山茶は美肌効果があるビタミンが豊富に含まれていると雑誌で読み、早速試してみました。コップ一杯を目安に毎日飲んでいると、完全ではありませんが肌荒れが目立たなくなりました。狭山茶は緑茶の中でも特に香りが強く美味しく飲むことができるので、肌荒れが治った今でも予防として毎日飲んでいます。(20代女性)