ギンコウティーの効能や淹れ方、ブレンド集【イチョウのお茶】
ギンコウは中国が原産のイチョウ科イチョウ属の植物で、日本では神社の境内や公園などでよく見られる銀杏の葉で、いわゆるイチョウのことです。
2億年以上の歴史を持つ古いハーブで、寿命が長く縁起が良い植物とされていて、長いものでは数000年も生育します。
ギンコウティーの効能
アルツハイマーに効くハーブティー
ギンコウに含まれるギンコライドという成分が脳内の血流が悪くなることが原因で起こる認知症に有効であるということで、ドイツでは認知症の予防や改善のため研究開発が進められています。
日本でも少し前に「認知症予防のハーブ」として話題になりました。
また循環器系にも効果があり、身体の血液の循環を促進してくれるため、冷え性や肩こり、腰痛などによいでしょう。
こんな人は飲むのに注意
ギンコウで頭痛や胃腸障害を起こす場合があったり、葉に多く含まれるギンコール酸は希にアレルギーを起こす場合があるので、ギンコウのハーブを購入する際はギンコール酸を取り除く処理をしているものを購入するほうが無難です。
またギンコール酸は抗血液凝固作用があるため、抗血液凝固薬との併用や出血傾向のある人は注意が必要です。
子供の飲用は控えましょう。
効能一覧
- 認知症(アルツハイマー)
- 耳鳴り
- めまい
- 冷え性
- 抑うつ
- セルライト
- 高血圧
- 不整脈
- 咳止め
- 喘息緩和
- がん予防
- 去痰作用
- 抗酸化作用
ギンコウティーの淹れ方・楽しみ方
ハーブティーに使用するのは、青葉の葉の部分です。
大さじ1杯に熱湯を注ぎ3~5分蒸らします。
胃薬のような香りがしほとんど味はしませんが、冷めると独特の苦味が出てきます。
レモンやはちみつを加えるとより飲みやすくなります。
おすすめのブレンド
血液サラサラ効果を期待したい
ギンコウ・リンデン・山査子とのブレンド
記憶力をUPさせたい
ギンコウ・田七・杜仲茶とのブレンド
ギンコウについて
学名はGinkgo biloba、和名はハナハッカ、別名はメイデンヘアツリー・ギンコです。
主要成分はフラボノイド配糖体、テルペンラクトン、バイフラボン、ギンコール酸です。
イチョウは、樹齢1000年を超えるものもあり、非常に生命力の強い植物です。
ギンコウ(イチョウ)には雄株と雌株があり、春から初夏にかけて雄株には雄花が、雌株には雌花が咲く特性をもっています。
秋になると料理に登場する銀杏の実は、雌株にのみ付き、雄株には付きません。
関連キーワード一覧
ハーブティーのまとめ, 健康茶のまとめ アルツハイマー・ボケ対策, やる気アップ, 冷え性・冷え症対策, 血行促進, 集中力アップ
よく似たページ
-
【保存版】びわの葉茶の効果・効能や作り方まとめ
びわはスーパーや果物屋で売られており、日本人なら誰もが知っている身近な果物です。そしてびわの葉は、昔
-
【健康茶】オトギリソウ茶の効能・飲み方まとめ
オトギリソウ(オトギリ草)は、日本各地に分布する多年草です。主成分はタンニン、ヒペリンシン、フラボノ
-
レモンピールティーの効果/飲み方/ブレンドまとめ【ハーブティー】
ハーブティーには、レモングラスティーやレモンバーベナティーなど、「レモン」と付くものが多くありますが
-
メグスリノキ茶の効能や飲み方まとめ【健康茶】
目薬の木(メグスリノキ)は世界で唯一日本においてのみ自生しているカエデ科の落葉樹で、主に標高700メ
-
【保存版】ウワウルシティーの効能・飲み方・おすすめブレンドまとめ
ウワウルシは、ツツジ科の常緑低木で和名は「クマコケモモ」といいます。 英名のベアベリーとしての
-
【保存版】レモンバームティーの効能や飲み方まとめ(口コミ付)
こんにちは!Sato Haruです。 レモンバームは『不安や気分の落ち込み』に効果があ
-
堕胎のお茶?ペニーロイヤルティーの恐ろしい効能とは?
ペニーロイヤルはミントの仲間で、非常に強いメントールが特徴で、ミントに似た爽やかな香りのあるハーブで
-
サフラワーティーの効能や飲み方、ブレンド集まとめ
サフラワーは、日本で「紅花」「べにばな」として知られており、油としてはもちろん、花弁の色素は染料とし
-
ゲットウティー(月桃茶)の効能やおすすめブレントまとめ【保存版】
花のつぼみが白く、ほんの少しだけピンク色がある可愛らしい南の植物ゲットウ(月桃)は、亜熱帯に多く自生
-
アザミ茶(アザミティー)の効能や作り方まとめ【保存版】
アザミは地中海沿岸原産のキク科の草で、世界に250種以上があり、北半球に広く分布しています。ここ日本