【安吉白茶】旨み成分が通常の緑茶の2~3倍含まれる中国茶!
安吉白茶は、名前の中に「白」という漢字が含まれていることから、「白毫銀針」や「白牡丹」といった白茶の仲間だと思われる方がいますが、安吉白茶は緑茶に属します。
一芯二葉で少し開いた状態が特徴です。仕上がった茶葉は、高級茶になると、100グラムに約6000もの茶葉が入っていると言われています。
蘭の花の形に似た茶葉で、時間が経つと茶葉の色が白くなるのが特徴です。
お茶の旨み成分であるアミノ酸の含有量が6.2%以上と、普通の緑茶(2%~4%)の2倍~3倍も多く含まれています。
安吉白片の生産地「安吉県」について
安吉白片の生産が始まったのは1981年からで、中国茶の中では比較的新しい部類に入ります。
産地である安吉は陸羽の時代(700年代)から茶生産の行われていた伝統のある地域で、中華人民共和国浙江省湖州市に位置する県です。
現在は人口約45万人が住んでいます。
安吉白片の基本情報
- 読み方:あんきつはくへん
- 産地:中国(浙江省、安吉県)
- カテゴリー:中国緑茶
- 効能:老化予防・対策、免疫力強化、解熱作用
- 飲み方: 通常の緑茶に準ずる
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