【保存版】白毫銀針(銀針白毫)の楽しみ方すべて
「白毫銀針」の漢字に含まれる「白毫」とは、白い産毛を意味していて、その名の通り新芽にびっしりと産毛が生えており、その形状がまるで銀の針のようなことから、「白毫銀針」もしくは「銀針白毫」と呼ばれます。
清代に作られたお茶で、歴代皇帝へ献上されていた歴史を持ち、現在でも珍重されているお茶です。
白毫銀針の楽しみ方
上記の写真のように茶葉は白色ないし銀色で光沢があり、産毛で覆われています。
淹れると産毛がお湯に溶けてキラキラと輝くのが特徴です。水色はとても薄い黄色をしています。
水出しでも美味しい
白毫銀針は水出しでもいただくことが出来ます。
水で淹れる場合は1時間ほど抽出してください。水で淹れると香りの鮮度が増し、甘みが強く出るため、とても飲みやすくなります。
また水で出し終えた茶殻に再度熱湯を注いで飲むと、また変わった味をお楽しむことができます。
白毫銀針の効能
熱に効果を発揮する
「白毫銀針」は、解熱作用に優れていると言われていて、夏場の熱い時期や、風邪などで熱のあるときに飲むようにするとよいでしょう。
子供にも飲みやすい味なので、子供が風邪を引いた時にもおすすめです。
白毫銀針の基本情報
- 読み方:はくごうぎんしん
- 産地:中国(福建省、福鼎市、政和県)
- カテゴリー:中国白茶
- 効能:リラックス効果、解熱作用、目の疲れ改善
- 飲み方: 80度くらいの比較的ぬるめのお湯でじっくり蒸らすと、とろりとした甘みが増してきて美味しくいただけます
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