霍山黄芽の効能や淹れ方、歴史特集【中国黄茶】
霍山黄芽の歴史や産地
霍山黄芽は1000年以上の歴史をもつ唐の時代から愛されてきた黄茶を代表する銘茶です。清代から献上茶として珍重されていました。
霍山黄芽は自然が豊かな安徽省西部の霍山山脈で生産されるお茶です。
海抜が600メートル以上で年間降水量は約1100~1600mmと、厳しい環境は実はお茶にとって最適な場所とされていて、味わい深いお茶になります。
現在は生産量が少なく、貴重なお茶です。
霍山黄芽の楽しみ方
霍山黄芽の茶葉は、お湯を入れると黄金色となり、とてもきれいな色になります。
栗の熟したような香りが特徴です。
味は柔らかく、口に含んだ瞬間は少しだけ苦味があります。
霍山黄芽の効能
消化不良、食欲不良、いまいち元気がない、ダイエットしたいという方におすすめのお茶です。
霍山黄芽の基本情報
- 読み方:かくざんこうが
- 産地:中国(安徽省、霍山県)
- カテゴリー:中国黄茶
- 効能:ダイエット、消化促進、抗がん作用、老化防止、熱射病予防
- 飲み方: 80度前後のお湯で1分ほど蒸らして出来上がりです。4煎目くらいまで美味しくいただけます
関連キーワード一覧
中国茶のまとめ, 中国黄茶のまとめ アンチエイジング・老化防止, ダイエット, 消化促進
よく似たページ
-
恩施玉露ってどんな中国茶なの?
恩施玉露は中国の湖北省、恩施市で生産される中国茶で、「おんしぎょくろ」と読みます。中国十代銘茶に数え
-
天目青頂の効能や産地、歴史まとめ【中国緑茶】
天目青頂は、別名「天目雲霧」とも呼ばれ、4月上旬から摘み始め、「頂谷」「雨前」「梅尖」「梅白」などの
-
蒙頂甘露ってどんなお茶?【中国茶】
蒙頂甘露は、中国の四川省、雅安市で生産される中国緑茶で、「もうちょうかんろ」と読みます。 漢代
-
【中国茶】廬山雲霧ってどんなお茶?
廬山雲霧は、中国の江西省や九江市で生産される中国緑茶で、「ろざんうんむ」と読みます。 漢の時代
-
銘茶!古丈毛尖ってどんなお茶?【中国茶】
古丈毛尖は、唐代から献上茶を生産している歴史的な茶生産地である湖南省の古丈県で作られている中国緑茶で
-
福州莱苅花茶の効能や産地まとめ【中国茶】
福州莱苅花茶は4煎入れても香りの残るお茶で、現在は福建省だけでなく様々なエリアで生産されています。
-
双井緑ってどんなお茶?【中国茶】
双井緑は、中国の江西省、修水県で生産される釜炒り緑茶で、「そうせいりょく」と読みます。 「双井
-
夏バテに効果的!? 白牡丹の効能・飲み方【中国白茶】
白牡丹は、福建省をメインの産地とする白茶です。1920年代前後に作られるようになり、徐々に中国各地で
-
安渓黄金桂の効能/淹れ方/産地情報まとめ【中国青茶】
安渓黄金桂は、中国茶の一種で、青茶に分類されます。主な産地はお茶の産地として知られる福建省安渓県です
-
文山包種茶の淹れ方/効能/味わい方まとめ【保存版】
文山包種茶は、150年ほど前福建省安渓県で造られたお茶を紙で包んだことから「包種茶」という名称になり