ハーブの歴史とハーブティーの楽しみ方
とっても古い!ハーブの歴史
ハーブの歴史は古く、有史以前から草や木を薬として利用していたことがわかっています。
古代エジプトや古代ローマでは薬や保存料、香料として研究・利用されていて、現在のように精製された薬のない時代は、ハーブは健康を守るための大切な薬として重宝されていました。
また水で煮出して飲む意外に、体に塗る、いぶして煙をだしその煙を浴びるなど様々な方法で、ハーブは利用されていたようです。
日本においても、古くからショウガ、柿の葉、ドクダミなどが健康茶として利用されています。
そして韓国では高麗ニンジンやナツメ、中国ではプーアール茶や杜仲茶などなど・・・
人々は身近で手に入る植物の薬効を発見し、それを上手に利用していたのです。
ハーブティーの楽しみ方
どのようなハーブティーを飲むかは、好みの味・香りやハーブの薬効、手に入れやすさなどを考えながら気楽に選んでみてください。
特に味や香りは自分の好みに合う、楽しい気分で飲むことができるものを選んだ方がいいと思います。
お店でブレンドされているものを買う、単品のハーブをいくつか用意し自分でブレンドする、自分の庭で育てているハーブを使うなど様々な方法があります。
ミント、バジル、ローズマリーのような、手間がかからず丈夫でプランターで育てることができるハーブも多数あります。
成分に関しては余分な水分のない乾燥したハーブのほうがフレッシュハーブよりも上です。ですがフレッシュハーブのハーブティーは見た目もさわやかで美しく、乾燥したハーブにはない新鮮な風味があります。
気分や状況に応じて使い分けるのも良いでしょう。
飲む際に注意したいこと
ハーブにはそれぞれ独特の香りや薬としての効果があります。
基本的に体への作用は緩やかですが、アレルギーを起こしたり部位によっては成分が強すぎたりして体に悪影響がある場合もあります。
自分がそのハーブやその仲間の植物にアレルギーがないか、普通利用しない部分(普通は根を使う植物の花を使うなど)を使っていないかなどをチェックしてください。
特に妊娠中や授乳中の方は気を付けた方がいいでしょう。
ハーブティーは昔からたくさんの人を魅了してきたお茶です。
その効果や種類、ブレンドの仕方、楽しみ方などを知れば知るほど楽しくなってきます。
これからハーブティーに挑戦したいと思っている方は、ぜひ気軽に楽しんでくださいね。
【保存版】初心者向け!ハーブティーの効果的な飲み方も参考にしてみてください!
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