ハーブの適量はどのくらい?ハーブティーの淹れ方
ハーブティーのレシピを見ていると、ハーブ1/2杯といった表記を見かけることがあるかと思います。
本日は、そんなハーブティーを淹れる際の、ハーブの量り方について書いていきます。
量り方はいくつか方法がありますが、手軽でかつ誤差が出にくい方法をご紹介します。
基本は小さじで擦りきり
5mlのいわゆる「小さじ」を使用し、擦りきりで量ります。
小さじの写真
側面から撮った図
浅いと擦りきりで量りずらくなるため、上の写真のように計量する部分ができるだけ深いものがよいと思います。
1/2杯などの量り方
特に詳しく解説する必要がない方も多いかもしれませんが、念のため。
まず最初に1杯すくって、別のスプーンなどで不要な分を落とします。1/2なら単純に半分にすれば大丈夫です。
1/4や1/8は、半分にしたあと更に半分にしていきましょう。1/3、2/3は、1/2よりもやや多い・少ないという目分量で量ります。
このように目分量としても特に問題はなく、実際ほとんど味に変化が出ません。
ジャーマンカモミールなど擦りきりで量るのが難しい時は?
ハーブが細かくなっているものは擦りきりで量ることは簡単ですが、ハーブの粒が大きいものや葉が大きいものは、なかなか擦りきりでは量ることが難しいですよね。
例えばジャーマンカモミールはとても粒の大きいハーブと言えます。またカルダモンのようにひとつが大きくなると、スプーンを用いずに何個という量り方が適当でしょう。リンデンフラワーのようにかさばってしまうものだと、指で「一掴み」として量ります。
ジャーマンカモミールやオレンジピールのようなものをスプーンで正確に量るのは難しいのですが、私は少し山盛りになった状態を1杯としています。
あなたにとってぴったりな量を見極めよう
ハーブティーは人によって、濃い目、やや薄めなど好みがあるため、0.1g単位まで正確に計量する必要はありません。
どちらかと言えば、「今回は計量スプーンでこれくらい入れてみた」というのをきちんと覚えておき、その上で飲んでみて濃いようなら少な目にする、といった形で調節していき、あなたにとってぴったりな味を探求するのがよいでしょう。
ハーブティーに熟練した人であれば、自分にとっての適量を指で記憶し、淹れる人もいます。
最も大切なのは、自分にとっての適量を見つけ、毎日ハーブティーを楽しむ状態を作ることなのです。
※この記事は「ハーブティー ブレンド研究室」を参考に執筆しています。
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