文山包種茶の淹れ方/効能/味わい方まとめ【保存版】
文山包種茶は、150年ほど前福建省安渓県で造られたお茶を紙で包んだことから「包種茶」という名称になりました。
包種茶自体は、昔は中国大陸で作られていましたが、今は台湾の文山でつくられているため、文山包種茶といいます。
写真でみるとわかるように、乾燥した茶葉は、まるでわかめのようです。
クリーンな環境で育てられる
文山包種茶は、水源保護区に指定され、自然環境が厳しく守られている坪林で栽培される烏龍茶です。
澄んだ空気とおいしい水が育む、ごく軽めの発酵が特徴です。発酵度が低いため、どちらかというと緑茶に近い味わいです。
飲みやすい飲み口
凍頂烏龍茶や高山茶に比べて香りがフレッシュで甘みがあります。
3月中旬~5月上旬に摘まれる春茶と、10月下旬~11月中旬に摘まれる冬茶が美味しいとされています。
烏龍茶初心者の方でも飲みやすいため、ファンになる人が多いと言います。
別名「清茶」とも呼ばれ、高い香りも持ちます。香りは、蘭の花のように甘いです。
文山包種茶の淹れ方
95度くらいの熱い湯で淹れると、包種茶特有の香りを楽しめます。
茶器をよく温めてから、お湯を少しずつかけましょう。
蓋碗でそのまま飲む場合は、茶葉はほんの少量で十分です。
文山包種茶の基本情報
- 読み方:ぶんざんほうしゅうちゃ
- 産地:中国(台北市、文山区)
- カテゴリー:台湾茶、烏龍茶
- 効能:リラックス効果、ダイエット効果、消化促進、利尿作用
- 楽しみ方: 文山包種茶は、煎を重ねるごとによく茶葉がひらくので10煎目まで飲むことができます。
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