望海茶の楽しみ方や産地情報、特徴まとめ【中国緑茶】
望海茶は、「浙江十大銘茶」というブランドの一つに数えられる銘茶で、杭州の南東に位置する海沿い寧波市南部寧海県の山間で生産されています。
そもそもは東シナ海を望むところで生産されることにちなんでこの名称が付けられました。
明代や清代に18本の茶木から作られるようになり、1950年代後半から多く生産されるようになりました。
深緑色で産毛があり細くまっすぐな形をしています。水色は柔らかなほんのり薄い緑で、まろやかな栗のような香りが長く続きます。
望海茶の基本情報
- 読み方:ぼうかいちゃ
- 産地:中国(浙江省、寧海県)
- カテゴリー:中国緑茶
- 効能:不明
- 飲み方:不明
望海茶の生産地「寧波市」ってどんなトコロ?
寧波市(ねいはし)は中華人民共和国浙江省沿海部の港湾都市です。
商工業が発達していますが、同時に歴史があり、国務院から歴史文化名城に指定されています。
亜熱帯モンスーン気候のため、温暖湿潤で四季がはっきりしています。年間平均気温は16.4℃、平均気温は7月で最高の28.0℃、1月で最低の4.7℃となっており、比較的日本の気候と近いと言えます。
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