東白春芽の効能や特徴まとめ【中国茶】

東白春芽は、東白山で産することからこの名称が付けられました。
唐代において献上茶(※1)であったがその後一旦途絶え、1980年代に復興されました。
茶葉は白みがかった緑色をしていて、産毛があります。
芽が柔らかく毫の多いエメラルドグリーンの茶葉は蘭の花のような形をしています。
芳醇な味わいで、香りは栗や蘭に例えられることも。
東白春芽の基本情報
- 読み方:とうはくしゅんが
- 産地:中国(浙江省、東陽市)
- カテゴリー:中国緑茶
- 効能:がん予防・対策、解毒作用、歯痛予防・対策
- 飲み方:登録なし(※ご意見募集中です)
※1 献上茶とは?
献上茶とは、歴代の皇帝に献上されていたお茶のことを意味します。
日本においても宮内庁に収められるお茶は同じように「献上茶」と呼ばれます。
東白春芽は唐の時代において、献上茶として中国の貴族や王族たちの中で楽しまれていました。
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