プーアル茶(普洱茶)の効能や飲み方まとめ【保存版】

日本でもよく知られているプーアル茶(普洱茶)は、中国の雲南省南部及び南西部が発祥の地とされ、700-800年前から作られるようになった中国茶の一種です。この記事ではプーアル茶の効果・効能に関する情報に加え、飲み方や口コミもご紹介していきます。
プーアル茶ってどんなお茶?
プーアル茶は、中国だけでなく、近隣諸国であるミャンマー、ラオス、ベトナム、タイにおいてもプーアル茶の老樹が残っており、同様の方法で生産されています。古いものほどよいとされ、40~50年物はなかなか市場には出てきません。日本でも静岡など一部地域で生産されています。
プーアル茶の効果・効能は?
プーアル茶は、ミネラル濃度が非常に高いのが特徴です。プーアル茶を毎日飲む習慣をつけることで、血の流れがよくなったり、快眠、便通、花粉症などのアレルギー体質の改善といった効果が得られます。
効能1:ダイエットの強い味方
プーアル茶はダイエットティーとして、知られる中国の発酵茶です。「没食子酸」と「重合カテキン」という成分により脂肪吸収が抑えられることに加え、「リパーゼ」という酵素が脂肪燃焼を促進します。
ちなみに、雲南プーアル茶は「減肥茶」と呼ばれることもあります。
ダイエットに関連する口コミ・評判
効能2:生活習慣病予防
プーアル茶には動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病を予防する、血液中の悪玉コレステロール値を下げる働き、そして血糖値を下げる働きがあることが臨床実験によりわかっています。
効能3:冷え性に効果的
プーアル茶は、紅茶やウーロン茶よりももう一歩先の工程をふむ細菌発酵茶です。漢方の考え方では食べ物を温性、涼性などと分けるのですが、プーアル茶は温性に属します。身体を温めることで、内臓の働きのほか、新陳代謝、血流もよくなり、冷え対策の強い味方となってくれます。
他にも嬉しい効能たくさん
本草綱目という中国の薬学著作の中でも、プーアル茶はほかにも、「解毒」「消化の助け」「利尿」「便通」「去痰」「発汗」「咳止め」「精力増大」「長寿」「解熱」「暑気払い」といった効果があると記されています。
プーアル茶の口コミ・評判
(40代女性)
雲南普洱茶(プーアル茶)の基本情報
- 読み方:うんなんふじちゃ
- 産地:中国(雲南省、思茅市、西双版納)ほか
- カテゴリー:中国黒茶
- 効能:ダイエット効果、利尿作用、血行促進、老化予防・対策、整腸作用
- 飲み方:茶葉を3~5gほど入れた後に、洗茶をし、数分蒸らして出来上がり。5~6煎までは美味しくいただけます
関連キーワード一覧
中国茶のまとめ ダイエット, デトックス・解毒作用, 利尿作用, 消化促進, 発汗作用, 解熱作用
よく似たページ
-
-
ダイエットの強い味方! 雲南沱茶の効能・飲み方
雲南沱茶は、雲南緑茶をお碗のように固めたお茶のことです。雲南沱茶は、「叙府茶」という呼び名もあります
-
-
【中国茶】大佛龍井ってどんなお茶?
大佛龍井は、中国の浙江省や新昌県で生産されている中国緑茶で「だいぶつりゅうせい」と読みます。
-
-
天目青頂の効能や産地、歴史まとめ【中国緑茶】
天目青頂は、別名「天目雲霧」とも呼ばれ、4月上旬から摘み始め、「頂谷」「雨前」「梅尖」「梅白」などの
-
-
白雲毛峰ってどんなお茶?【中国茶】
白雲毛峰は、河南省、泌陽県で生産される中国緑茶で、「はくうんもうほう」と読みます。 「白雲山」
-
-
太平猴魁ってどんなお茶?【中国茶】
太平猴魁は、1900年代初めに黄山一帯の茶区で作られたお茶で、「たいへいこうかい」と読みます。
-
-
文山包種茶の淹れ方/効能/味わい方まとめ【保存版】
文山包種茶は、150年ほど前福建省安渓県で造られたお茶を紙で包んだことから「包種茶」という名称になり
-
-
寿眉(じゅぴ)の効果・効能・飲み方【中国茶】
寿眉は、白豪銀針などを作り終えた後の残った茶葉で作られるため、値段も他の白茶と比べると安価で手に入り
-
-
【中国茶】廬山雲霧ってどんなお茶?
廬山雲霧は、中国の江西省や九江市で生産される中国緑茶で、「ろざんうんむ」と読みます。 漢の時代
-
-
鳩坑毛尖ってどんな中国茶なの?
鳩坑毛尖は中国の浙江省や淳安県で生産される中国緑茶で、「きゅうこうもうせん」と読みます。 唐代
-
-
福州莱苅花茶の効能や産地まとめ【中国茶】
福州莱苅花茶は4煎入れても香りの残るお茶で、現在は福建省だけでなく様々なエリアで生産されています。