【保存版】ハーブに含まれる代表的な成分と効能8選まとめ
植物には、光合成によって成長に必要なアミノ酸や脂質、炭水化物などの物質を生成しますが、その過程でフィトケミカルという化学成分が合成されます。
今回は、代表的な化学成分と、そしてそれらの効能をまとめました。
1.ミネラル
ミネラルは鉄やカルシウム、亜鉛など、ハーブの根の部分から吸い上げられた地中の成分です。
栄養の補給になるだけでなく、代謝調節の作用があります。
2.ビタミン
ビタミンは野菜に多く含まれているため、馴染みのある人が多いでしょう。
生命維持に欠かせない成分です。
例えばビタミンAは、目や皮膚粘膜などを健康に保つ効果がありますし、ビタミンCはシミなどの色素沈着を防いでくれます。
3.フラボノイド
フラボノイドは、ハーブに含まれている色素、苦味、辛味といった成分であり、ポリフェノールのひとつです。
4.アルカロイド
アルカロイドは、医薬品や医薬品の原料としてよく用いられます。有毒植物に含まれることも。
効能としては、「興奮作用」「精神安定作用」などがあります。
5.タンニン
タンニンは植物の葉などに含まれるポリフェノールの総称です。
抗酸化作用や収斂作用(組織や血管を縮める作用のこと)があります。
6.粘液質
粘膜を保護する作用や、熱を保持する作用があります。
7.精油
精油はハーブが産出する揮発性の油です。
抗菌作用などがあります。
8.苦味質
唾液や胃酸の分泌を促し、健胃作用や強肝作用などがあります。
いかがでしょうか?
ハーブに含まれる代表的な成分について紹介しました。
ハーブは薬ではありませんので、即効性はないですし、また個人差があります。
体調や体質に応じたハーブを選びを心がけるとよいでしょう。
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