甘く爽やか!徑山茶の効能や特徴まとめ【中国茶】
徑山茶は唐代からの名山・徑山寺で作られたお茶ゆえこの名がつきました。今でもこの一帯の山で生産されています。
一芯一葉または一芯二葉で、明前から摘まれます。茶葉は100gに約7千個の芽が含まれていて、柔らかで細く、産毛があります。
徑山茶は栗の香りに例えられるほど、甘い爽やかな香りでとても人気があります。日本茶に近いため、日本人でも抵抗なく飲むことができます。
飲むたびに味が変化していくのが特徴で、一杯目はあっさり、二杯目は濃厚、三杯目は芳醇な味わいがします。水色は明るい黄緑色をしています。
体をリラックスさせる効果があります。
徑山茶の基本情報
- 読み方:けいざんちゃ
- 別名:径山香茗
- 産地:中国(浙江省、余杭市)
- カテゴリー:中国緑茶
- 効能:解熱作用、消化促進、リラックス効果
- ポイント:日本の緑茶によく似ている味です(ぬるめのお湯で入れるほど似てきます)
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