【初心者向け】ドライハーブとフレッシュハーブの保存方法まとめ
今回は、ハーブの保存方法をドライハーブと、フレッシュハーブの2つに分けてご紹介します。
決して価格が安くはないハーブの質を、できるだけ長く保つためにも、ぜひ押さえておきましょう。
ドライハーブの保存方法
乾燥しているとはいえ、そのままの状態で保管しておくのはお勧めできません。きちんとした管理をし、鮮度が保てるように対策をしましょう。
空気に触れると酸化してしまう
ハーブは空気に触れることで酸化してしまうため、開封したあとは空気に触れないよう密閉容器に移した上で、直射日光や高温多湿の状態を避け、保存しましょう。乾燥剤を入れるとより長持ちします。
また遮光ガラス瓶を利用すると、ハーブの色素成分を壊す紫外線から守ることができます。
冷蔵庫がおすすめ
あれこれ考えるのが面倒だという人は、冷蔵庫に入れて保存するのがよいでしょう。冷蔵庫であれば、紫外線もないですし、高温多湿の状態も避けることができます。
特に梅雨や夏場は悪くなりやすいため、おすすめです。
できるだけ早く飲み切ろう
ドライハーブにはこれといった保存期限は特にありませんが、開封した後は、できるだけ早く使い切ることを心がけましょう。
ある程度日数が経過しているものについては、自分の目と鼻で、香りを確認し飲むようにしましょう。
フレッシュハーブの保存方法
葉の場合
ミント類やローズマリー、レモンバームなど葉の部分を利用するハーブについては、10~20cmくらいを枝ごと刈り取り、5~6本ずつくらいを輪ゴムなどで束ねて、風通しの良いところに吊り下げて乾かします。細かいハーブの場合は、新聞紙などを広げて乾燥させます。
できるだけ短期間で乾燥させてしまうのがポイントで、タイミングとしては晴天が続いた日の午前中が適しています。
長時間日光に当たると、ハーブが傷んでしまったり、香りや味が損なわれることがありますので、注意しましょう。
よく乾燥し、パリパリの状態になったら、枝から葉の部分を取って、密閉容器に乾燥材を入れて保存します。
だいたい6ヵ月くらいは美味しくいただけます。遅くとも1年以内には使い切るようにしましょう。
花の場合
カモミールやマロウブルーなど、花の部分をを利用するハーブは、平らなザルなどに重ならないように広げ、乾燥させます。
その際に、花を逆さにして伏せるようにしましょう。
葉と同じように、直射日光は避けてください。
だいたい6ヵ月くらいは美味しくいただけます。
こちらの記事もおススメです
フレッシュハーブを使ったハーブティーの楽しみ方もぜひご覧ください。
関連キーワード一覧
よく似たページ
-
【ハーブティー】オレンジブロッサムティーの効能や飲み方まとめ
オレンジブロッサムはミカン科の植物で、学名はCitrus vulgaris、和名はセイヨウノコギリソ
-
クローブティーの効能やブレンド、作り方まとめ【保存版】
クローブは料理だけでなく、ハーブティーとしても楽しめるハーブです。 花の咲く前のつぼみの状態で
-
自宅への来客に出すお茶としてオススメのお茶・茶葉
少しあらたまった間柄のお客様や、工事業者の方が来ることになった時、どうお茶を出すのか、どのタイミング
-
日本三大銘茶(静岡茶、宇治茶、狭山茶)とは?【口コミ付きで解説】
この記事では「日本三大銘茶(静岡茶、宇治茶、狭山茶)」について口コミを交えつつ、お伝えしていきます。
-
タイムティーの効能や飲み方、おすすめブレンドまとめ【保存版】
タイムティーとは? ヨーロッパ南部原産のシソ科、タイム属の常緑小低木のタイムは、和名では「立麝
-
【厳選】疲れた時に!リラックス効果のあるハーブティー4選
最近手軽にハーブの有効な成分を得ることができるということで注目を浴びているハーブ
-
ハーブティーで更年期障害を予防・改善しませんか?
多くの40~50歳の女性が悩まされる更年期障害は、ホルモンバランスの乱れが原因となり、様々な症状が引
-
マロウブルーティーの効能や淹れ方、楽しみ方まとめ【保存版】
マロウブルーティーは色の変化を楽しめるハーブティーで、深い藍色の花びらが印象的な見た目も非常に美しい
-
マジョラムティーの効能/飲み方/ブレンドまとめ
マジョラムは、原産国がエジプトや地中海沿岸のシソ科の多年草です。 オレガノの仲間で、タイムにも
-
コルツフットティーの効能や飲み方、ブレンドまとめ
コルツフットは、ヨーロッパやアジアの北西が原産で菊科のハーブです。 和名でフキタンポポと言われ