六安瓜片の効能や飲み方、歴史まとめ【中国緑茶】
六安瓜片は、葉が瓜の種の形に似ていることと、生産地が六安であることからこの名称となりました。
中国伝統十大銘茶の一つで、その歴史は唐の時代まで遡ります。
特に美味しいとされるのは、「斉山名片」と言われています。
茶葉が濃い緑色をしていて、くねくねしています。水色は明るいオレンジ色をしています。
芳香な香りと爽やかなあと味があり、気持ちをリフレッシュさせてくれます。
六安瓜片の基本情報
- 読み方:ろくあんかへん
- 産地:中国(安徽省、六安市)
- カテゴリー:中国茶、中国緑茶
- 効能:覚醒作用、風邪対策
- 飲み方: 90度前後の湯を注ぎ、15~20秒抽出しましょう。3~4回は美味しくいただけます。
六安瓜片の産地「六安市」はこんなトコ
六安市は安徽省西部に位置する地級市です。
1978年9月23日に設立され、古くから「大別山の真珠」と呼ばれています。
人口は2004年時点で668万人です。
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