ジュニパーベリーティーの効能や飲み方まとめ【ハーブティー】

ジュニパーベリーって?
食べ物やお酒の香りづけとして
ジュニパーベリー(別名:セイヨウネズ)は歴史の古いハーブで、古代ギリシャにおいて、儀式で使われていたそうです。
原産国は、イタリアをはじめとしたヨーロッパで、ヒノキ科の常緑樹です。
その後、北アメリカなどにも広がり、1500年頃に薬用酒として使われ始め、ネイティブアメリカンの間では、寒い冬の間の健康食として料理の香り付けなどにも使われていました。
今でも「ジン」の香りづけとしてジュニパーベリーが使われており、オランダタイプの「ジュネヴァ・ジン」とイギリスタイプの「ロンドン・ジン」がよく知られています。
初めこの実は緑色をしていますが、3年かけて黒く変わっていくのが特徴です。
▽ジュニパーベリーの実
ジュニパーベリーティーの効能は?
ハーブティーとして利用する場合は、ジュニパーベリーの実の部分を使います。
では、ジュニパーベリーティーの効能、効果についてご紹介していきます。
胃の機能を活発にしてくれる
食欲が出ない時にジュニパーベリーティーを飲むと、食欲を促してくれますし、反対に食べ過ぎてしまったなという時には消化を促してくれます。
体内の余分なものを排出してくれる
ジュニパーベリーティーには利尿作用があるので、体内に溜まった毒素や水分を排出してくれるため、むくみの解消やダイエットに効きます。
ヨーロッパでは利尿効果の高さから、泌尿器系の感染症などの対策として、ジュニパーベリーが利用されることもあるそう。
ニキビ対策として
皮脂分泌を抑える効果があるので、ニキビなどにも効果を発揮してくれます。
こんな人は飲むのを控えよう
ジュニパーベリーティーには、子宮を刺激する作用を持つため、妊娠初期の方は飲むのを控えましょう。
また腎臓疾患のある方も医者に相談の上、飲むようにしましょう。
ジュニパーベリーティーの飲み方は?
続いて、ジュニパーベリーティーの飲み方をご紹介しましょう。
通常のハーブティーは茶葉をそのままお湯で蒸らして作られますが、ジュニパーベリーの場合は実をつぶす工程が入ります。
では一から説明します。
1. ジュニパーベリーをつぶす
まず、ジュニパーベリーの実を10~15粒(大きいスプーン一杯半ほど)ほど用意し、スプーンなどで軽くつぶします。
2. 5~7分ほど時間を置く
100度前後の熱湯を準備し、つぶしたジュニパーベリーの中に注ぎます。
フタをして5~7分ほど待ったら出来上がりです。
ジュニパーベリーティーのおすすめブレンド
スッキリとした後味が特徴のジュニパーベリーティー、シングルでも美味しくいただけますが、集中したいなという時にお勧めなブレンドを紹介しましょう。
- ジュニパーベリー 1/3杯
- ジャーマンカモミール 1/3杯
- ローズマリー 1/3杯
ぜひ、お仕事中や勉強時に飲んでいただきたいハーブティーです。
関連キーワード一覧
ハーブティーのまとめ ダイエット, 健胃効果, 利尿作用, 夏バテ対策, 消化促進, 食欲改善
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