蒙頂黄芽の効能や淹れ方、特徴まとめ【中国黄茶】

蒙頂黄芽は、四川省にある「蒙山」という山で採れる中国黄茶です。蒙山主峰の標高1200m付近で栽培されている茶樹を摘み取り、製茶されます。「悶黄」という製法により作られるため、茶葉の色はくすんだ黄色をしています。
蒙頂黄芽は、2000年前には存在していたと伝えられている歴史の古いお茶です。1988年の第一回中国食品博覧会で銅賞を受賞し、有名になりました。
蒙頂黄芽を飲むと、病人は病気が治り元気な人は若返るという言い伝えがあるほど、健康にいい効能を持っています。
水色は落ち着いた薄い黄色をしていて、香りは甘く、濃いです。
お茶の香りを楽しむためにガラス茶器や蓋碗を使って飲むとよいでしょう。現地では耐熱ガラスのグラスを使って美しい茶葉を眺めながら楽しみます。
蒙頂黄芽の基本情報
- 読み方:もうちょうこうが
- 産地:中国(四川省、蒙山一帯)
- カテゴリー:中国茶、中国黄茶
- 効能:ダイエット効果、老化予防・対策、消化促進、解熱作用、疲労回復
- 飲み方・淹れ方: 茶器はガラス器か蓋碗を使って、80度前後のお湯で3分程度抽出しましょう
※写真はイメージです。
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