キャットニップティーの効能・おすすめブレンドまとめ【保存版】
キャットニップはヨーロッパや南西アジアが原産のシソ科イヌハッカ属の多年草で、温帯を中心に北半球に多く自生している植物です。
学名はNepta cataria、和名はイヌハッカ、別名はキャットネップ、チクマハッカです。
ネコが好むハーブで、キャットニップはネコが噛むという意味です。キャットニップから出るハッカに似た香りを猫が好み、転がったりして体をスリスリと擦り付たりします。
キャットニップは薄荷に似た香りがし、ハーブティーとして人気が高く、古代ローマ時代から飲まれています。
またヨーロッパでは調味料や医薬品として古くから利用されてきました。
そんなキャットニップティーの効能を紹介します。
キャットニップティーの効能
キャットニップティーの葉の部分にはビタミンCが豊富に含まれているため、発汗や解熱の作用があり、風邪で熱が出た時などにキャットニップティーを飲むと症状を軽くしてくれます。
またリラックス効果もあるので、キャットニップティーを飲むことで神経の緊張がほぐれて、ぐっすり眠れるようになります。
こんな人は注意しよう
鎮静作用があるので大量に飲むのはお勧めしません。
また妊娠中の妊婦さんや授乳中のママ、小さい子供の飲用は控えましょう。
効能一覧
- 不眠改善
- 風邪対策
- 胃腸障害
- 発汗作用
- 精神安定作用
- 頭痛改善
- 消化促進
- 解熱作用
- 喉の痛み
- 月経前緊張
キャットニップティーの飲み方
ハーブティーに使用する部位は葉や茎の部分です。
大さじ1杯に熱湯を注ぎ3~5分ほど蒸らします。
茶葉をよく揉んだり、乳鉢ですると香りが増します。
飲みにくい場合ははちみつを入れると飲みやすくなります。
シーン別おすすめブレンド
頭痛がする時
キャットニップ・フィーバーフュー・メドウスィートのブレンド
風邪やインフルエンザ症状の緩和
キャットニップ・エキナセア・ローズヒップのブレンド
花粉症の鼻症状
キャットニップ・ヤロー・エルダーのブレンド
【番外編】こんな使い方も?!
キャットニップには、ネコを興奮させる物質であるネペタラクトンが草の精油に含まれているのでネコのおもちゃに利用されたりしています。
また料理にも利用され、ヨーロッパでは葉の部分を肉への香り付けに利用したり、新芽をサラダにして食べます。イタリアでは家庭料理のキャセロールに使用したり、サラダやスープにして食べる習慣があるそう。
キャットニップの精油成分には、ペットにノミを寄せつけない、ゴキブリが嫌うなどの駆虫作用もあるそうです。
そんな、キャットニップをぜひハーブティーにして楽しんでみてはいかがでしょうか。
関連キーワード一覧
ハーブティーのまとめ リラックス効果, 消化促進, 発汗作用, 眠れない・不眠症, 頭痛対策, 風邪対策
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