カレンデュラティーの効能・おすすめブレンドまとめ【保存版】
カレンデュラは地中海沿岸が原産で、今日では世界中で栽培されているキク科カレンデュラ属(キンセンカ属)の一年草です。
学名はCalendula officiralis、和名はキンセンカ、別名はポットマリーゴールドです。
江戸時代に中国から渡来してきた植物で、和名のキンセンカはカレンデュラの花の形が金色の盃に似ていることからつけられました。
カレンデュラの花言葉は「慈愛」「悲嘆」「用心深い」です。
カレンデュラティーの効能
カレンデュラの歴史は古く、古代ローマ時代から花や葉を料理や薬として利用していました。また、古代エジプトでは若返りの妙薬として珍重されてきました。
また17世紀には頭痛、歯痛、心臓病への対策としても利用されています。
解熱・発汗作用があるので、インフルエンザや風邪のひきはじめに、体を温めるのにカレンデュラティー(マリーゴールドティー)は適しています。
生理痛の痛みを軽減する働きもあります。
妊婦さんは控えよう
妊娠中の人は利用を控えましょう。
またカレンデュラはキク科の植物なので、キク科アレルギーがある注意が必要です。
効能一覧
- 発汗作用
- 解熱作用
- 風邪対策
- 殺菌作用
- 消炎作用
- 消化促進
- 胃炎、胃潰瘍対策
- 血液循環作用
- 解毒作用
- 抗ウイルス作用
- 利尿作用
- 生理痛対策
- 帯状疱疹
カレンデュラティーの飲み方
カレンデュラをハーブティーにする際は、花の部分を使用します。
ティースプーン1~2杯に95~98℃のお湯を注ぎ3分ほど蒸らします。
おすすめのブレンド
カレンデュラティー(マリーゴールドティー)は、草の香りとクセのない味のため、シングルよりもブレンドするほうがおすすめです。
レモンバーベナ、エルダーフラワーと合わせてブレンドすると、とてもリラックスすることができます。
【番外編】こんな使い方も
花弁をハーブティーにしたものは収れん作用があるので、そのままローションとして利用できます。
花の成分を抽出したオイルは美肌効果があり、赤ちゃんのおむつかぶれや湿疹、肌荒れにも使われています。
カレンデュラの美肌オイルは、酸化しにくく人の肌と馴染みの良いマカダミアナッツオイルなどに漬け込んでガーゼで濾すだけでいいので、自宅で簡単に作ることができると最近人気が出てきています。
また花弁は生のままサラダに入れたりケーキに混ぜたりすると彩がきれいです。
関連キーワード一覧
ハーブティーのまとめ ストレス対策・軽減, リラックス効果, 発汗作用, 解熱作用, 風邪対策
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